特産品
食の豊かさが自慢である高知の特産品は、やはり食にまつわるものが多い。目の前を流れる暖流「黒潮」の恵みは、海産物だけでなく温暖な気候を高知にもたらし、野菜や果物などの栽培も活発に行われています。また高知は日本で初めて珊瑚が見つかった地として有名で高知産血赤珊瑚は特に珍重されています。そのほかこの風土が作り上げた竹細工やよさこい踊りで知られる鳴子など伝統工芸品も多く残されています。
郷土料理
鳴子
よっちょれよ よっちょれよ
鳴子
もともとは、稲を狙うスズメ除けのために田んぼで使われていました。それがいまや、よさこい祭りの顔として踊り子が手に持ち、小気味よい音をたてて乱舞します。朱塗りに黒と黄色の歯がついたものがスタンダードですが、最近では、白木のものやラメ入り、星型など色や形もさまざまです。
かまぼこ
歯ごたえが違います
かまぼこ
新鮮な魚介類が水揚げされる高知県では、練り製品も特産品のひとつです。土佐沖でとれた魚はすぐにていねいにさばかれ、すり身にしてかまぼこにされます。濃厚な味わいと、ぷりぷりとした食感。県外の人への土産としても好評です。また、魚のすり身を油で揚げる「天ぷら」も、あとを引くおいしさ。
文旦・ぽんかん・小夏
高知の柑橘は全部おいしい!
文旦・ぽんかん・小夏
冬が旬なのは文旦とぽんかん。文旦はソフトボールほどの大きさで、ほろ苦くさっぱりとした甘みが特徴。ぽんかんは、独特の香りと旨みジューシーさが特徴s。りんごのように皮をむき、甘皮もいっしょにいただく小夏は、春から初夏が旬で、いずれも味わい深く季節感たっぷり。
四万十青のり
日本一の川のり
四万十青のり
日本最後の清流、四万十川。もはやトップブランドといえるでしょう。青のり漁は12月から3月頃までがピークで、河口付近では冬に青のりを干している景色が風物詩に。四万十川の青のりは、香り、味ともに日本一といわれています。焼いたり、天ぷらにしてもおいしく、磯の香りが口いっぱいに広がる逸品。
鰹節
鰹の国、土佐ですもの
鰹節
日本料理の基本はダシ。ダシを取るために使うのが鰹節です。高知県では本鰹をつかったものと、本鰹より少し小型の宗田鰹を使う宗田節があります。宗田節は主にうどんやそばのダシに使われることが多く、土佐清水市は全国でも指折りの産地となっています。また、ダシ以外におひたしや冷奴にかければ、風味が増します。
ゆず製品
脇役にも主役にもなる
ゆず製品
高知県の山間部では、ユズの生産が盛んです。11月下旬ごろ、ゆずを生産している山里は、ゆずを搾った甘い香りに包まれています。このゆずが持つ独特の風味を生かした加工品も各地の特産品で、一役買っています。その種類は豊富で、清涼飲料水、ワイン、ポン酢や香辛料、化粧品など多彩です。
土佐打刃物
ルーツは刀鍛治
土佐打刃物
土佐打刃物のはじまりは今から400年前、土佐を統一した長宗我部元親が佐渡から熟練した刀鍛治を連れて帰ったのが起こりだといわれています。以来、鎌や鍬など、各種用途に合わせてさまざまな刃物がつくられてきましたが、日本刀の作刀技術から育まれただけあって、鋭い切れ味、耐久性で、全国にその名を広めました。
サンゴ
海底の神秘
サンゴ
高知県南西部、大月町は世界でも有数のサンゴの産地です。江戸時代は藩により厳重に管理され、採取もその存在を口にすることさえもご法度でした。明治維新以降、禁令が解かれると、最盛期には700艘もの採取船が出漁していました。現在は、ほとんど採取できなくなりましたが、サンゴの加工技術は残り、今でも土佐の特産品となっています。
土佐和紙
千年の歴史の伝統工芸
土佐和紙
紀貫之は土佐の国司として製紙業を奨励し、江戸時代には土佐七色紙が幕府の献上品となり、主要な産品としてますます発展。現在はいの町や土佐市が主な産地です。「カゲロウの羽」と呼ばれる薄い土佐典具帖紙は国の重要無形文化財に指定され、典具帖紙を漉く浜田幸雄さんは県内初の人間国宝に。高級書道用紙の土佐清帳紙は国の無形文化財に指定されています。
芋けんぴ
歯ごたえ、味、自分好みを探して
芋けんぴ
さつまいもを細長く切り、油で揚げて砂糖をまぶしたもの。ただそれだけの、いつごろ生まれたかも定かでない素朴なお菓子です。にもかかわらずファンが多く、最近ではいろいろなフレーバーが登場。黒ゴマ味・塩にんにく味や、地元特産品のゆず味・四万十青さのり味・しょうが味などがあり、お腹にもやさしいおいしさです。
海洋深層水商品
海底からの贈りもの
海洋深層水商品
高知県東部の室戸岬沖(海岸から2km、深さ374m)から採取される海洋深層水。この深層水は清浄性に優れ、ミネラル分が豊富なことが特徴です。まず医療面から注目されその名が知られました。海洋深層水を利用した商品は、化粧品や飲料品・加工品などさまざま。この水を使って栽培したなすなどの農産物もあります。
土佐の酒・土佐宇宙酒
酒の国、土佐の男の浪漫
土佐の酒・土佐宇宙酒
端麗辛口といわれる土佐酒はさっぱりした辛口で、新鮮な魚介類などによく合うと評判です。また、平成15年には、世界ではじめて酒の酵母をのせたロケット「ソユーズ」が飛び立ちました。この宇宙を旅した酵母でつくったのが土佐宇宙酒。これは、「てんくろうの会」が立ち上げたプロジェクトで、18の蔵元から出されています。
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かまぼこ
文旦・ぽんかん・小夏
四万十青のり
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